シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

覆面の男

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0
過去の人気記事

洒落にならないくらい恐い話を集めてみない?Part28

スポンサーリンク

553 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/02/22 21:03
「何だお前はぁぁぁ!」
父の大きい怒鳴り声で目が覚めた。
そこでは、覆面をかぶった一人の男と、
俺の父が睨み合っていた。
俺は、「強盗か?」と、一瞬嫌な予感が
したが、男は武器一つ持っていない。
だから父も堂々と立ち向かっているのか。
しかし、だとしたらこいつ・・・何者?
俺は一応寝てるフリをしていた。
そして、しばらく口論が続き、狸寝入りしてる
俺に気付く様子も無く、父はとんでもない言葉を
発していた。曖昧にしか聞こえなかったが、
確かに言っていたのだ。

.

554 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/02/22 21:03
「お前はもう俺の子じゃないんだ!」
うちは一人っ子だ。もちろん子供は俺だけ。
じゃああいつは・・・?もしかして・・・!
俺はショックだった。長年隠されていたのだ。
俺は本当の子じゃ無かったんだ。
そしてしばらくした後、覆面の男が投げやりに言った。
「そうか!やっぱりこんな顔だからダメなのか!」
そして男は覆面を脱ぎ捨てた。・・・驚いた。
その顔は、見るにも耐えない程の奇形の顔だった。
何と言うか、顔のパーツがドロドロに溶けて曲がってると
言うか、とにかく酷い顔だったのだ。そして父は言った。
「そうだよ!だからここはお前の居る場所じゃない!」
そう言うと男は、泣きながら去っていった。
いつも俺に優しく、邪気は少しも無く見えた父だったが、
その時初めて知った父の本性の醜さが、洒落にならないぐらい怖かった。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする