シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

【洒落怖】心を込めて作った人形

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0
過去の人気記事

俺、三人兄弟の真ん中なんだけど(兄・俺・妹)、下の妹が電波。
電波っつーか、まあ可愛い妹だし、あまり悪くは言いたくないんだが…
やっぱり「電波」ってのが俺にとっては一番ぴったりくる言葉。

妹は手芸が得意で、小物から結構な洋服づくり、刺繍、編み物、割と何でもできる。
そんで、昔から継続して作ってるのが、布製の人形。(ぬいぐるみに近いかな?)
手芸が良くわかんない俺からすれば結構良くできてて、
店で売ってても違和感ないレベル。
俺の彼女は材料費提供してつくってもらってたし。

そして兄貴のほうは結婚して娘もいる。今は幼稚園に通っている。
俺も妹も姪にメロメロで、姪がぬいぐるみとか人形の類が好きだと知り、
妹は張り切ってお得意の人形作りをしていた。
カバンにつけられるよう、ちょっと紐がつけてあったり工夫してある小さめの、
不思議の国のアリスとか、そんな感じのフワフワのドレス?ワンピース?を着てる人形だった。
細かいことに着せ替えができるようになってて、
今はもう着替えの服が20着以上あるんじゃなかろうか。

それで、その人形が盗まれた。
犯人は姪と同じ幼稚園に通ってる女の子の母親。
姪の家に娘と同伴で遊びに来たとき、一目ぼれして盗んでしまったらしい。
(万引きで掴まった過去があるらしい)
なくなったときは盗まれたとは思わず、
「紐が切れたのか」とか「落としたんだろう」とみんな思ってた。
姪は「(人形)ちゃんいないの」と号泣していて、
母親(俺達の義姉)に怒られつつ慰められていた。

すまんまとめるの下手で長くなったが、ここからオカルト。
義姉に「ごめんね(妹)ちゃん、ほんとに…
そのうち、また作ってもらえるかな」と言われたときの、妹の発言。

「大丈夫ですよ、そのうちかえってきますから」

昔から妹のつくったものには、何かオカルトなことが起こりがちだった。
今回人形を盗んだやつは、枕元に人形が立ったらしい。ありがちだけど。
人形は「帰りたいんです。私はあなたのものじゃないんです。
私の家はあっちなんです。姪ちゃんが泣いてるんです。私も泣きたいです」
的なことを延々繰り返してたらしく、また、人形の表情自体も恨みがましいものに段々変わっていったため、そいつはビビって返しにきたらしい。
事後に俺が見た人形の表情は別段なんてことなかったが。
(ちゃんと返しに来たし、反省もしてるし、今回は大目に見て許すことにしたそうだ。
もちろん、彼女が兄貴夫婦の信用をなくしたのは当然だが)

俺の心霊的な知識があまりない頭で考えると、
(まあ塩まいときゃいいんだろくらいしか思ってない)
妹の作ったものには人格があるっぽい。
九十九神…って言うのだろうか…ちょっと違う気もするんだけど。
良くあんじゃん、ものを大切にしてて、それに助けてもらった、みたいな話。
人形に、仮に「恵子」って名前をつけると、
その人形は「恵子」として人格を持ち、育つことになる。そんな感じ。
ただ、普通(?)はそれは徐々につくられていくものだけど、
妹のつくったものには最初っからポーンと人格が入ってる。
妹は
「かえってくるよ、そういう子だから。姪ちゃんのことを姉みたいに思ってるから」
って言ってた。
今思えば、「返ってくる」じゃなくて「帰って来る」だったんだな…日本語って難しいな

呪いの人形にならないんだろうなgkbrと言うと、
妹「そんな悪い子に作った覚えはありません」
そうですか…そういうものなんですか…

なんか話まとめてたら、「俺も電波かもしれない」と思えてきたわ。
あいつの兄貴やってんだから当然かもしれん。そう思いたい。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク