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【心霊ちょっといい話】連れ戻してくれた白い手

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私は捨て子で、遠い遠い親戚の所でお世話になりました。
余り家庭環境は良くなく、傷つくととことん落ち込む性格になってしまいました。

高3の夏、受験を前にした大事な時期に、友人だと思っていた人にとことん裏切られてしまいました。
彼女に話した事はありませんでしたが、捨て子だと言う事を知られ、学校中にバラされたのです。

苛め等無い穏やかな学校でしたが、話は彼女によってエスカレートさせられ、やっても無い事(薬物依存、売春、シンナー等)まででっち上げられ、精神はやっつけられました。

そんな時、義理の父が自殺未遂をしました。
其の状況を助けたのは私でしたが、精神がボロボロだった所で、其れが引き金だったんだと思います。
精神が錯乱した状態で、ホームに入ってくる快速列車に飛び込みました。

否、飛び込んだ筈でした。

向かってくる電車が視界に入り、ホームから自分の体が浮く感触があり、少し前まで私の隣に居た女性と思われる悲鳴が聞こえ、

あ、死ぬんだな。
と思いました。
嫌がらせを受けて死ぬなんて惨めだ、何をやってるんだろう。と思いました。
此処で死ぬのは嫌だと思いました。

死ぬ瞬間、時間がゆっくりになると言いますよね。
悲鳴の直後、時間がとても遅くなって、走馬灯ならぬ白い手が私の体をホームに引き戻しました。

細い腕でした。
青白い、というより、色白の人の手でした。
冷たく死んだ手、というよりも、温かな手でした。
視界の隅にちらりと赤茶色の影が映りました。

.

次の瞬間、私の体は一度離れたはずのホームに戻っていました。
周りの人は顔面蒼白で、まだ悲鳴を上げている人もいました。
ようやく我に返り、平謝りに謝って逃げるようにホームから出ました。

私がはっきりと霊現象だと気づいた霊現象はこれが初めてでした。

霊感なんて皆無だと思っていましたが、大変霊感の強い友人(B)の母のおかげ?で、すっかり霊感が強くなってしまいました。

Bと一緒に写った写真を、Bの母が見て「此の子(私)をすぐ連れてきなさい。」
と言って、色々説明してくれました。

私に憑いた霊を祓ってくれ、オカルトのノウハウを教えてくれました。
細かくは割愛します。

私の血族は皆、九州系で色が黒く、髪は黒く硬めで、割と濃い顔です(Bの母に言われた後、自力で調べました。)
しかし、私は色が白く、赤い口紅をつけるとまるで口裂け女のような、色白です。
そして、生まれついての赤みがかった茶髪で柔らかい髪です。
私の昔の先祖に、唯一同じように肌が白く茶髪のご先祖様が居たそうです。

其のご先祖様も私の血族から嫌われていたようで、若いころに亡くなっています。
Bの母曰く「昔のご先祖様がお守りしてくださっている」とのことです。
ホームへ連れ戻してくれた白く細い腕、赤茶の影。
其のご先祖様が、連れ戻してくれたのだと信じています。

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