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【後味の悪い話】 暴食の怪獣の末路

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704: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/01/04(日) 16:25:11.17 ID:N3ChUDNy0.net
手塚治虫の漫画に出てきた、暴食の怪獣の末路が後味悪かった。
少しうろ覚えだけど

その怪獣は主人公を倒すために作られた人工生命体の怪獣だったが、とんだ失敗作。
食べる事しか頭にない奴で、悪の組織からどれだけ餌を貰っても更に食べたがる。
頭も弱い奴なので使い物のならないと判断され、悪の組織からは海に捨てられてしまう。

だが大変なのはこれから。
その怪獣は食べた物をすぐに排泄してしまう体内構造だったため、
いくら食べても満腹にはならない。やがて海の生態系をどんどん食い尽くしてしまう。
乾燥に弱い(日光にあたっただけでも、大火傷する)という弱点があったため、滅多に陸地には上がらないが、
雨の日になると上陸して地上の物も全て食い尽くす。
このままでは海のみならず、世界中の動植物は際限なく食い尽くされてしまう。

705: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/01/04(日) 16:43:48.17 ID:N3ChUDNy0.net
そこで主人公は自分自身を囮にして、雨の日に怪獣を陸地へとおびき出す。
その怪獣を上手く誘導して、満潮時の海辺の狭い洞窟の中へと逃げ込んだ。
怪獣は主人公を食べようと、その巨体を洞窟へ押し込もうとするが上手くいくはずも無い。
怪獣が夢中になっているうちに、時間が過ぎてやがて雨が止み、潮も引き始めて怪獣の身体は
日光に晒されてしまうが、主人公に夢中な怪物はなかなか火傷に気付かない。

.

ようやく火傷が酷くなっていくのを感じた怪物は、流石に我慢できなくなって海に飛び込むが。
「ヒィー! 水がタリナイー!!」相当引いていた海はもはや、怪物の身体を完全に守る事ができなくなっていた。

何とか海へ戻ろうとする怪獣だが、
実はそこは地形的にも、満潮時と引潮時で、かなり海に浸される面が変わる島。
海は短時間でどんどん引いてしまう。陸地ではノソノソとしか動けない怪獣では、とても追いつけない。

「イヤダ、アツイ、アツイヨォ……オトウサン……」
全身を焼け爛れさせながら怪獣は、ほんのわずかな水たまり程度の海水を口に含み、
湿った地面を背中にこすり付けて生きながらえようとする。

やがて、怪物はもう動けなくなってしまう。
灼熱の太陽の元で
「イタイ……死ンジャウ……シニタクナイ、干カラビル……タスケテ…
オトウサン、喉、カワイタ……イタイ…イタ……イ……」
とか細い悲鳴を何度も何度も残してじわじわ死んでいく。

悪の組織の都合で勝手に産みだされ、都合で勝手に捨てられた挙句に苦しんで死んだ
と思うと何だか哀れで後味悪い。
確かに生態系を滅茶苦茶にしまくったからこうするしかなかったけど、
コイツにしてみりゃ悪意じゃなく、満たされない空腹を満たそうとしただけだし。

706: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/01/04(日) 16:59:51.03 ID:3ISPoaA50.net
>>705
こういうので「おとうさん」とか「おかあさん」とか言わせるパターンすごい嫌い
・・・まんまと泣いちまうよ

713: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/01/04(日) 17:09:19.96 ID:FC9KkkPy0.net
>>704
海のトリトン?

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