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【後味の悪い話】 「ここで死神から残念なお知らせです。」

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653: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/01/01(木) 22:30:04.95 ID:wPZkYVQ50.net
小説「ここで死神から残念なお知らせです。」

主人公の梶はひきこもりオタでコミュニケーション不全で、
漫画家を志していたが今は全く描きもせず美少女ゲームにうつつをぬかしていた。
梶はふとしたことからある死神の助手をさせられることになった。
その死神の仕事とは、自分が死んだことに気がつかずそれまでどおりに暮らしている人間に
死んでいることを納得させて成仏させることだった。

ちゃんと死んでもらわないと、肉体は腐敗が進み当人が動いたりしゃべったりしていても突然どろどろに溶けてしまうのだ。
何人かの死者の最後を見届ける梶。
そのうち梶は、自分もすでに死んでいたことを知る。
まだなにもしていないのに、漫画家として成功した未来があるかもしれないのに、死にたくない!
そんな梶に、死神は、隣に住む子供が今まさにパンをのどに詰まらせて窒息死欠けているから
その子の体を奪えば助かると特別に「裏技」を教えてくれる。
しかし梶はぎりぎりで子供を助け自らは死を受け入れるのだった。

・・・というここまでは梶という漫画家の絵コンテ(漫画の下書き)の内容だった。
梶が入院している病院の一室で編集者がそれを読み絶賛している。
長い間売れず不遇の時代が続いていた梶は最近やっと売れ始め
そんな矢先に難病を発症して入院し手術を待っている。
それでも資料を山ほど揃え病身に鞭打ってやる気を燃やしている。
編集者は、この死神と昔の梶自身のような青年の漫画の成功を確信して絶対連載をとってみせるという。
編集会議に出るため病室を出た編集者は見知らぬ男にぶつかる。
その男の目は梶が漫画内で描写した死神とそっくりだった。
まさかと思う編集者、そして男は梶の病室に入っていった。

♯何もなすことなく最後に子供を助けただけで死んでいった底辺人間の梶、はただの作中人物で
本物の梶は這い上がり漫画家として成功を掴もうとしているのか、と思ったらやっぱり死んでいた、というもやもやするラスト

654: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/01/01(木) 22:53:26.70 ID:ayGTzs360.net
梶は自分の実体験を元に漫画を描いてた
でも現実の梶は、子供を助けずに身体を奪ってしまった

新しい身体で漫画家としての人生を歩んだ

って事か

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