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【洒落怖】「信じられないだろうけど僕は君に呼ばれてここへ来たんだ。」

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396: 歯車 2010/06/22 02:20:08 ID:okQ35R1A0
私は今日、30歳の誕生日を迎えた
今までの事を考えると、よく生きてたものだなと、心からそう思う

私の運命を狂わせたのは、たった一人の男との出会いだった
咬み合わなくなった歯車について語るにはこの男の存在は必要不可欠に思う
まずこの男について話さないと話しは進まないので
最初に少しだけ彼の事を話そう

彼に出会ったのが今から丁度15年前の今日の事
その日、私は塾をサボり近所の公園で油を売ってる所に
唐突に声を掛けてきたのがこの男だった

「僕は君を知ってるよ。」
「信じられないだろうけど僕は君に呼ばれてここへ来たんだ。」

頭がおかしい人なんだと誰もが思う瞬間だったと思う
立ち去ろうとして公園の椅子に手を掛けた時、次の一言で私は凍りついた

「くだん。」

397: 歯車 2010/06/22 02:52:33 ID:okQ35R1A0
くだん。という生き物は人の子供のような大きさで、カラスの雛のような
姿をしている想像上の生き物だ
だけど本当に恐ろしいのはそのくだん。が絶命する際に発する予言の方
そのくだん。が予言する内容は霊的な物から世界大戦に至るまで幅広くあり、
この生き物の予言は外れる事がなく、人類にとっての節目に現れるという架空の生き物

のはずだった

男は続ける

「僕はその現場には行けなかった。」
「でもある人に君の事を託された。3年前の今日、君は彼女に言われたはずだね。」
「私は行けないけど、きっと助けになる人が来るって。」

この時、私の錆付いた歯車は回り出し、少しずつ音を立てて歪みを帯びてきた
全てはこの出会いがきっかけ。
全ては記憶の底に仕舞い込んだものを呼び起こす彼の一言がきっかけ。

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