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【洒落怖】 リサイクルショップで取り付けてもらったナビ

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737: 本当にあった怖い名無し 2008/07/15 11:24:02 ID:CKap9A9OO
長文を携帯からですまんが聞いてくれ。
ゴールデンウイークの時に実家に帰った時の話なんだが…
いや、実家では別に何もなかったよ。5日程のんびりして、さて東京に帰るかと思って
最寄りの高速入り口に向かって車を走らせてたんだ。で、その途中にリサイクルショップを見つけたんだ。
俺はリサイクルショップを見つけると必ず寄るようにしてる。何でかと言えば、まあ、好きだから?
なんとなく好きなんだよ。店内ブラブラして掘り出し物さがしたり、絶対使わない物を安く買ったり。
初めての店なら半日は時間潰せるね俺は!まあそれはともかく、俺が目を引かれたのは一台のナビだった。
車に装備するあのナビね。前から買おう買おうと思ってて結局手をだしてなかったんだけど
俺が見つけたそれは、なんというか別に安くはなかったがしかし
この型でこの値段……買いじゃね!?って思わせる値段だった。
俺は買った。金を払って、スタッフのあんちゃんに取り付けて貰う(工賃タダ)。 30分で終了し、俺は再び東京へ出発した。
途中、試しに高速入り口まで案内できるかやって見た。ナビは問題無く最短距離を表示。
ウム、いい買い物をした…その時はそう思った。しかし…

走りだして五分もしないうちにルートが切り替わった。 俺は首を傾げる。
はて…このルート、遠回りじゃなかったっけ?俺の疑問をよそにアナウンスは告げる。
『その先 右方向 です』一応言うとおりに曲がってみる。
『1キロメートル先 右方向 です』うーむ。やはり遠回りに思える。
まあ、久々の地元だし、俺の記憶違いかもしれん。道が変わってるのかもしれん。従ってみようじゃないか。

.

738: 本当にあった怖い名無し 2008/07/15 11:28:22 ID:CKap9A9OO
『続いて 左方向 です』走りながら俺はだんだん違和感を覚えていた。
そもそも、東京から実家に帰って来る時はちゃんと最初のルートを通ったし、それよりもこの
『続いて 200メートル先 左方向です』 声。声が変だ。確かに電話良く聞く合成音声だけとなんかこう…
『2キロメートル先 右方向です』山道に入った。賭けてもいいがこれは近道ではない。ていうか高速まで通じてない。
『続いて 斜め 右方向です』やっぱりおかしい。何がおかしいって目的地がおかしい。この先にあるのは…
『そのまま 直進して下さい。』俺は車を止めた。目の前には…崖があった。
山の上の公園、その駐車場。山の中腹に土を持って平らにならしただけ、柵の代わりにロープが張ってある、そんな場所。
昼間で、天気は晴れだ。ギリギリブレーキが間に合って急死に一生!とかならんかったし
背後から舌打ちが聴こえたりもしない。なんとなく予想してたしな。
しかし…もし夜で…土地勘のない人間なら…落ちる可能性はゼロではないだろう。
そしてもし車ごと落ちたら、助かる確率は、これはゼロだとおもう。
300メートルくらいは転がり落ちるだろうからな。ガキの頃、良く度胸試しをしたもんだ。
俺はナビを見た。別にたいしたことじゃない。ナビは壊れてる。それだけだ。単に不良品だっただけだ。
俺はルート消去ボタンを押した。
瞬間、

『死ね』声がした。『死ね。死ね。死ね。死ね。死ね』完全に地声だ。女の声だ。そして画面にも、
「死ね」の文字。白い大文字が点滅していた。
俺はナビをもぎ取った。配線を引きちぎって地面に叩きつけ、車のタイヤで丁寧に挽き潰した上で崖から放り投げた。
その後はただ東京に帰った。あれは何だったのか…結局解らないがしかし俺は
やはり本当に怖いのは生きた人間だという言葉を実感したように思う。

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