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【洒落怖】雨の音が聞こえる

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727: 本当にあった怖い名無し 2007/01/07 00:53:54 ID:xadQFSyt0
田舎から都会へ大学進学したAとB。
久しぶりに故郷に帰り、車も持っているし転機も良いからその近郊をドライブすることになった。
その途中小さい頃は行けなかった所に行ってみようとAが言い出した。
そこは小さい頃お化けが出るトンネルとして有名だった場所。
TVなどでも何度か取り上げられ一度行ってみたかったのだが、県内とはいえ子供の足ではいけず親も当然連れて行ってくれるはずもなく、一度は行ってみたいと常々思っていた場所だった。
あまり気が乗らなかったBだがドライバーのAがどうしてもというので結局折れいくことになった。
そして着いたのは夜遅く、怪談スポットとしては最高の条件となっていた。
怪談の内容としては陳腐なもの、トンネルの中に入りクラクションを3回鳴らしたとき何かがおこるというものだった。
話の通りに誰も通らないトンネルに入りプー、プー、プーと3回鳴らした。
しかし何も起こらない、ただただ車の窓ガラスを叩く雨の音が聞こえるだけ。
少し怖がっていたBは恥ずかしくなりAに対して笑いかけた。
「つまらないなぁ、でてこないじゃん」
しかしそのBが視たものはがたがたと震えハンドルを握り締めるA
「どうしたんだよ、まさか視ちまったのかw」 「ひっ!」
その瞬間何かの呪縛から解き放たれたようにAはアクセルを踏み込み一気にトンネルを抜け出した。
「おいっ、どうした?」
Bが話しかけてもAはただただ車を走らせるばかり、ようやく諦めように止まったのは5Km近く行った先のコンビ二だった。

728: 本当にあった怖い名無し 2007/01/07 00:54:27 ID:xadQFSyt0
「一体どうしたんだ?」
あまりのAの行動にようやく心配したBはAに問いかける。
「お前気付かなかったのか?」 「何が?」
「俺達はトンネルの中にずっといたんだ」 「それが何だってんだよ!」
どうみてもおかしいAに内心焦りながらも叫ぶB。
「聞こえたんだ。」 「えっ?」
「だから聞こえたんだよ!雨の音!何でトンネルの中にいたのに、車に当たる雨の音がずっと聞こえるんだっ!」
雨の音が聞こえる。

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