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操り人形

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650 :師匠と八番目の弟子 ◆JuhF/R5.eU:2010/03/06(土) 20:37:30 ID:gVvn6InEO
では洒落コワらしい話を一つ

幼い頃、両親が離婚するまで、私は所謂ブルジョワジーな家庭であった。


だが私の幼い頃の記憶はモノクロであり、むしろ思い出せない物が多い。何故なら家族全員、実父から虐待を受けていたからだ。
そのせいで感受性が高められたのか、または母方の家系か…普通人には見えないナニカが、頻繁に見えていた。
一軒家に住んでいたが、裏になんと墓があった。
そのせいか、二階へ通じる階段に見知らぬ子供が座っていたり、部屋で寝ていたら、窓に巨大な凄まじい形相の女が私を睨みつけていたり。誰もいないのに二階から走り回る足音が聞こえたり。
怪奇現象には事かかなかった。
そんな中での話。
実母と実父が別居し、離婚話が続くなか、私はたまに実父と母にこっそり会っていたりした。
実父は暴力と可愛がる差が激しく、小学生の私に、お小遣いも破格な値段くれた。
だがそれと平行して、ストーカーから嫌がらせも受けていた。その嫌がらせは大抵、私が父と会った日の前後。
だから母も私が父とこっそり会ったら、大概バレていた。
ストーカーの正体は母は分かっていた。
それは結婚する前から父と付き合っていた、父の患者。
その人から母や親族は嫌がらせを度々受けていた。
父が愛人がいながら、母と結婚したのは、母方の家庭が地元では有名な資産家で、その金目当てであったのだ。
また、父は女の子供(私や生後間もない妹)より男の子供(兄)を溺愛していた。何故なら女は嫁ぐから自分の老後の面倒は見ないが、男(長男である兄)は老後の面倒を見る、という歪んだ考えにあった。
だから母や私は度々父に殺されかけた事があった。
そんな中。別居して兄が父に引き取られる前。母と私、妹、兄と暮らしていた時。
私は風呂に入ろうと脱衣所で服を脱ごうとしていた、その時。
廊下に黒い人が立っていた。
体型は兄にも母にも似つかない、背の高い、中肉中背の男性であった。
私はヒッ、という声を上げ、風呂をほっぽり出し、家族のいるリビングに行った。
『黒い人がいた!』
その時は誰も相手にせず、見間違いという事になった。
651 :師匠と八番目の弟子 ◆JuhF/R5.eU:2010/03/06(土) 21:00:07 ID:gVvn6InEO

時間を遡り、小学三年の時。
私は頻繁に右足ばかり怪我をしていた。
そんな中、私は塾に行く途中、車との衝突事故にあった。
普段は母が送ってくれていた。だが偶然その人は用事が入り、母が迎えに来れなくなり、さらに雨の日で見通しが悪く、道路を友人と横断した中で、私だけが車にはねられた。派手な傘を差していたのだが。
その後は友人によれば、10m飛ばされた後、偶然事故を目撃した近くの店の方や通行人の方が、道路の真ん中にいた私を道路の端まで移動させ、救急車にて運ばれたらしい。
母はいつもなら迎えに行ったのに…と悔やんでいた。ちなみに一歩間違えれば植物人間でもおかしくない事故だったらしい。
その後、父の勤める病院に転院し、寝たきりで暇な日々を過ごしていたある日。
私は顔にガーゼを被せるという、不謹慎にも程がある遊びを行った。
顔にガーゼを被せ、辺りを見回し、窓をみたその時。
窓の外に女性が立っていた。
私は慌ててガーゼを取り、布団の中でガタガタ震えていた。
ここは四階だ、しかもベランダなんてなく、人が立てるスペースなどない!
そんな中、父が私の部屋に来た。
私は父にその事を話したが、気のせいだとなだめた。その時は。
翌日、父が部屋に来た。そしてその霊がどんな容姿か尋ねた。
どうやら隣室の老人も同じモノを見たというのだ。
だがその時は何か分からなかった。
652 :師匠と八番目の弟子 ◆JuhF/R5.eU:2010/03/06(土) 21:19:58 ID:gVvn6InEO

そして月日は流れ、離婚の調停の日。
母がある事を語り出した。
私が最初話した脱衣所での男性を、母も妹もみたこと。
ストーカー被害に困り果て、疲れていた事。
あの一軒家で、母も妹も霊をしばしば見ていた事。
初耳だった。私を怖がらせないよう配慮していたのだ。
だが、離婚調停時、父の浮気調査のビデオを見て、私と母は愕然とした。
あの黒い服の男と、病院と実家の窓でみた女性が写っていたのだ!
話によれば、黒い服の男は父の浮気相手の婚約者で、母にどうにかしてほしいと連絡がきた事もあったらしい。
一方その浮気相手の女は、私が父に会う度、父や母の車に釘を差してパンクさせたり、家の敷地内に藁人形(しかも私や母の顔写真を付け釘を刺したもの)を投げ込んだりしたらしい。
つまり、今まで見たのは父の浮気相手とその婚約者の生き霊だったのだ。
その後、離婚は成立、一軒家から引越し、大学に通うまで、ぱったりと霊は見えなくなった。私と妹は母方についた。
現在、兄は父に引き取られ、何年も医師浪人生となっている。
兄が頭が悪い訳ではない。私立や国立の地方医学部に何度も合格している。
だが行かない理由はただ一つ。
『父の目の届く場所に大学がないから』
あくまで、私達家族は、父にとっての『操り人形』でしかなかったのだ。
653 :師匠と八番目の弟子 ◆JuhF/R5.eU:2010/03/06(土) 21:30:28 ID:gVvn6InEO
今、化粧ポーチを見たら、新品の『鳩』と刻まれた画鋲が出てきた…
最近師匠は体調壊すしメールの文章も変だし、私も肩が痛くなったし、なにかヤバい話したかな…
まじで怖い
654 :師匠と八番目の弟子 ◆JuhF/R5.eU:2010/03/06(土) 21:40:00 ID:gVvn6InEO
余談だから暇な人は読み飛ばしてくれ。
小学生の時の事故。私は事故にあった時、周りに散らばった教材を必死に集めていたそうだ。あと、事故にあった瞬間、ガードのポーズをとっていたから足の骨折だけで済んだらしい。勿論記憶にない。
あと、事故にあった後、視力が0.01から1.0になるという奇跡が行った。だが今は右足に軽い、生活に支障のない後遺症があるが。
その後も主に足ばかり事故や怪我にあう。上半身は全く無事。
まぁ一度だけ例外があったが。

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