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【洒落怖】ある村では皇子が隠れ住んでいたという伝説が残る岩屋の神棚にお供えする習慣があった

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401:本当にあった怖い名無し : ID: ID:0zPZzsmW0

俺の生まれて中2まで住んでいた土地の風習の話
そこは京都に比較的近い場所にある山あいの村(現在は市の一部)だけど
裏山には謀反の疑いをかけられて逃げてきた皇子が隠れ住んでいたという言い伝えがあり
実際に600mくらいの山の中腹には岩屋というか室のようなものが残っている
ひさしのような大きな岩が張りだしていて、中は頭をかがめないと入れないくらい
入り口がすぼまっていて奥行きは7~8mくらいかな
村では俺が小さい頃までは月当番を決めて
奥にある神棚に火を入れたりお供えをしたりすることをやっていた
この皇子というのが伝承ではかなり古い奈良時代以前の人らしい
その村はほとんど農家ばかりだけど、昔からの風習として子供が生まれると名前を二つつけていた
子供が病魔なんかに取られないように、捨とか棄丸とかつけて後に変えるという話は聞いたことがあるけど
そういうのとも違ってはじめから名前が二つあるんだ
子供は3歳くらいになると普段呼ばれている本名のほかのもう一つの名を教えられる
この名前のほうは烏名(からすな)と言われて、どうしてそういうのかは伝わっていないみたいだ

 
402:本当にあった怖い名無し : ID: ID:0zPZzsmW0

なぜこんなことをするかといえば、親の手伝いとか山菜採りとかの用事で裏山近くに行ったときに
どこからともなく風に流れてくるような感じで不意に名前を聞かれることがある
「名のりなさい」のような言葉が聞こえてくるらしい
そのときに本名を答えると、そのままどこかわからないところに連れ去られてしまい
神かくしになってしまう
またその呼びかけに答えないと弟や妹
あるいは爺さん婆さんなんかが日をおかずに亡くなってしまうらしい
それで呼びかけがあった場合は烏名を言いなさいというふうに躾けられるんだな
それで俺にも烏名があるんだけど、それはここでは書けない
家族以外の人にはあまり言ってはいけないことになってるんだ
それでこの呼びかけをするのが落人の皇子と侍従の迷った魂なのだそうだ
もちろん俺は何度も裏山近辺に行ったし、登ったこともあるけど名前を聞かれたことはない
そもそも子供の神隠しもなかったと思う
俺が住んでた時にはまだ100世帯以上あった村も
今では市の一地区になって60世帯くらいまで減っていると聞く
ちょっと思い出して懐かしいんで書いてみた

403:本当にあった怖い名無し : ID: ID:TVleSxK20

>>401
烏名というのは初耳で興味深い話だった
江戸時代まで武士や豪商の男子には幼名があったけど
女子にも名前を二つ持たせるというケースは聞いたことがない

ちなみに、自分の曾祖父は明治15年生まれで幼名を持っていた
文明開化が行き届かない?田舎では
明治の中頃まで幼名をつけてしまっていたようだね
戸籍はどうなってたんだろう……今度調べてみるかw

404:本当にあった怖い名無し : ID: ID:VFW4+9UK0

.>>401
乙!烏名の命名って未だにあるの?

>>403
調査結果お待ちしております。

407:本当にあった怖い名無し : ID: ID:rtcFE4480

>>403
以前見た江戸末期生まれの曽々祖父の幼名は戸籍にも載ってたよ。
10年位前にとった、まだデータ化される前の手書きのやつのコピーだったけど。
今はどうなってるんだろう?

引用元:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1333464457/


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