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手招き

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712 :師匠と八番目の弟子 ◆JuhF/R5.eU:2010/03/12(金) 21:25:46 ID:1bk4myGcO
三つ目。
私は入院前、うつになってしまい、自殺未遂をおかした時。


バイトにも学校にも行けず、将来が絶望的に思え、近くの住宅公社の屋上に行きました。
最上階に行くと、空気が変わりました。その屋上だけ、空気が重く息苦しいのです。ですが私は屋上への入口に行きました。
その入口にあったのは…無数の御札。びっしりと…
ここで自殺したら取り込まれる!ここに留まり続けるのはいやだ!
私は近くの自殺の名所と化したパチンコ屋の屋上の隅に行き、歌を聞いていました。この歌を聞いたら飛び降りようと思っていました。
子供がボールで遊んでいる。親は何処に居るんだろう。だけど、そんなのはもうどうでもいい…
ですが、音楽が終わる寸前、師匠が私の腕を掴みました。
『帰るぞ!』
その後、私は師匠に怒られ、師匠や友人に自殺しないよう、随時見張られました。
一つ疑問が残ります。何故私の居場所が分かったのか。私はパチンコ屋の隅という分かりにくい所にいたのに…
師匠は教えてくれました。
『あの時、パチンコ屋の屋上から子供が手招いていた。で、屋上に行ったらその子が手招く所に行ったらお前がいた。』
子供はそんな素振り見せたっけ?と思いましたが、師匠が一言。
『あの子供は生きているモノをではない。あの子供にお前は助けられたんだよ』
その後、師匠と買い物に行った時のこと。
ふと空を見上げたら、パチンコ屋の屋上から、その子供が私達に手を振ってくれました。


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