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二度の頭痛

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713 :師匠と八番目の弟子 ◆JuhF/R5.eU:2010/03/12(金) 22:06:31 ID:1bk4myGcO
最後です。
私が入院しているのは、自殺未遂でこの救急病院に来たからだ。アパートの三階から飛び降りて。


私はパチンコ屋騒動の後も、うつで気分は晴れませんでした。
もう限界だった。師匠と友人が作業をしている隙に、私は部屋からそっと飛び出しました。さようなら、とだけ小声で呟いて。
私は六階から飛び降りそうとしましたが、滑稽ですが、高すぎて、三階から飛び降りることにしました。下は入りくんで分かりにくい場所です。
飛び降りた瞬間、一瞬のうちに落ち、気を失いました。
何か、着地した瞬間、何か押さえ込まれた感情が溢れ出た感じがしたのを覚えています。
気が付いた時、左足の激しい痛みに襲われました。
滑稽ですが、必死に助けてと叫びました。ですが、遠くのサラリーマンは見向きもしません。
私は這いつくばって、エレベーターで自室まで助けを求めに行きました。
最初師匠と友人は嘘だと思っていましたが、足の異常な腫れを見て、救急車で今の病院に運ばれました。
その時、救急車内で、『やっぱりか…』と師匠が呟いたのが印象的でした。
私が入院し、しばらくして、師匠が来ました。
私は師匠に自殺未遂日の『やっぱりか…』について聞きました。気になって仕方がなかったのです。
師匠はこう言いました。
『あの時(私が飛び降りた時)、頭を二回、殴られた痛みが走った。しばらくしてお前が這いつくばってきたから驚いたんだよ』
ですが何故二回?疑問に思い、二回の意味は?と聞きました。
師匠曰く
『実はさ…あの時はそれ所じゃなかったから、お前には言えなかったけどさ…俺も分かんなかったさ。その時は。だけど、病院に着いた直後、親父が危篤、っていう連絡がお袋から来たんだ。』
『一度目の痛みはお前が飛び降りたから。二度目は親父が危篤になったからじゃないのかな。なにやってんだって、誰かに殴られたんじゃないかな』
その後、2ヶ月間ここで入院し、今に至ります。
私は明日退院です。三年間住んだこの地とも、しばらくお別れです。師匠とも。
今は休学し、親族から色々言われます。因みに地元では、何故か心霊関係とは無縁です。
暫くここに投稿することはないでしょう。何かあれば投稿するかも知れません。
今から大変ですが、いつの日か、師匠と心霊ライフwを楽しめるよう、頑張ろうと思います。
ありがとうございました。


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