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ボールが弾む音

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死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?103

875 :本当にあった怖い名無し:2005/07/18(月) 04:51:25 ID:dlM1s3yR0
自分が高校生の時に家族と、親戚がすんでいる所に遊びにいったんだ。
そこに行くと沢山従兄弟いるんだけど、年が近いのと遊ぶのが通例で、
その時も自分といつも遊んでいる3人と、その友達2人の計6人でいて遊んでたんだ。

従兄弟の一人が学校に忘れ物をしたらしく、
遊んでいる途中で学校の近く通った時、「取ってくる」と言って行ったんだ。
俺は他人の学校って妙に気になるタイプで、ついでに付いて行ったんだ。

警報とかよけながら鍵開けて、目的の教室に入った。
するとそいつが探し物している間、ボールが弾む音がしたんだ。

876 :本当にあった怖い名無し:2005/07/18(月) 04:52:27 ID:dlM1s3yR0
最初は聞き間違いかと思うぐらい小さい音だったんだが、少しずつはっきりと聞こえてきた。
従兄弟に話したんだが、そいつ最初聞こえていなかったけど、
俺がこういったジョーク言うタイプでは無いということと、俺の耳の良さは知っていたから、
忘れ物を手に入れてから耳澄まして、一緒にボールの弾む音聞いてみたんだ。

で、そいつにも聞こえたらしいんだが、聞こえたとたんマジな顔になって言った。
その学校にはいまどき珍しく、7不思議みたいなのがあった。
鎖と鍵でがんじがらめにされた部屋(これはマジであった)とか、
夜中になると階段の踊り場に鏡と扉が出て、その扉に入ると出てこれなくなる・・・といった話がいくつかある。
で、その一つに、夜中に体育館からボールの弾む音が聞こえる。というのがあるらしい。

877 :本当にあった怖い名無し:2005/07/18(月) 04:53:31 ID:dlM1s3yR0
書いてて思ったんだが、これから分かりにくくなるので、
従兄弟とその友達に、それぞれA~Eの仮称をつけることにする。
最初俺と一緒に入った従兄弟をA、女の従兄弟をB、男の従兄弟をC、その友達をD、Dの妹をEとする。

ボールの音は、確かに体育館から聞こえてくる。音の間隔は、10秒に一回くらいの極遅いテンポ。
体育館を見ても真っ暗で、人がいそうにはとても見えなかった。
流石にやばいかもということで、一旦Aとみんなの所に戻り、このことを話してみた。
すると、肝試し代わりに行って見る事になった。
門をくぐると、そのまま体育館に向かって進んで行った。

しばらくすると俺とBが、音がなっているのに気づいた。
少し進むと、全員音が聞こえるようになってきてた。
俺とA、B以外は半信半疑だったせいか、音が聞こえるとかなりビビってた。

878 :本当にあった怖い名無し:2005/07/18(月) 04:54:40 ID:dlM1s3yR0
体育館に着くと、音は結構はっきり聞こえてきていた。
この体育館は二階建てで、一階は卓球、剣道、柔道、更衣室があって、
二階にバスケやバレーする所があり、音も二階からしていた。
鍵はかかってたが、Aが開錠して中に入って行った。
一応念の為に、俺と一番ケンカが強いBが先頭。
次にケンカが強いCと、男という理由でAがしんがり。
DとEが真中という隊列で進んでいった。

二階に行ってコートに入っても何も無く、いつの間にか音も消えていた。
何だったんだと思いつつ、ふいにコートに入る手前にある扉に目がいった。
後で聞いたら、ここ上がると二階の窓や筋トレする所にでるらしい。
なんの扉だろうと考えていると、なぜか皆その扉を見ていた。
いつのまにか全員、その扉から目が離せなくなっていた。

879 :本当にあった怖い名無し:2005/07/18(月) 04:55:44 ID:dlM1s3yR0
こう書くと陳腐だと思われるかもしれないが、
何ともいえないいやぁーな感じがして、動こうという気が起きなかった。

俺を押しのけるようにBが前に出て、扉に手をかけると一気に開け放った。
これまた何もなかったが、さっきのような拍子抜けした空気にはならなかった。
DとEが後ろでガタガタ震えているのが分かり、二人を扉から隠すように体を移動させていった。
いきなりBが、何かを殴っていた。
最初は何もない所を殴ったように見えたが、よく見ると拳のあたりに『何か』いた。

880 :本当にあった怖い名無し:2005/07/18(月) 04:57:21 ID:dlM1s3yR0
具体的な『何か』があるのではなく、そこだけさらに真っ暗になっていて、向こう側が見えなかった。
Bはもう一度それを殴ると、すぐにこっちに戻って「逃げろ」といってきた。
多分動けないであろうDとEを、俺とCとで問答無用で担いで逃げた。
逃げてる最中、そこら中の他より暗い影から、『何か』が来るかとビビりながら、
校門乗り越えて、とにかくチャリで逃げて行った。

あまり怖くはなかっただろうけど、これでこの話はお終い。
後でBに殴った時のこと聞くと、
「はっきりとした手ごたえはなかったけど、当たった感触はあった。
 なんというか、薄いカーテンみたいな布を殴った感じに近くて、
 当たった瞬間の感触はあるけど、そのまま抵抗が殆どなく突き抜けたね」とのこと。

あからさまな心霊現象は体験したことないけど、こういったプチ体験は結構あって、
なぜかこいつらと一緒の時に起こる。
霊感持ちがいるのかな?好評ならまた書くかも。

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