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【洒落怖】奇妙な構造の家

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258 本当にあった怖い名無し sage New! 2007/03/10(土) 12:56:28 ID:iiZVjUZXO
実家は兵庫のド田舎。地区の八割が一族で、うちは本家らしい。
その家でおそらく今も継続中の話。
10年前、築80年の家を改築した。詳しくは知らないが、建築士が言うには
何か妙な構造の家だったらしい。新しい家が完成して以来、色々変な事がおき始めた。
低い鐘の音、屋根と家の周囲を歩き回る音、聞こえるのは決まって深夜。
近所ではやたら生き物が死ぬようになった。家畜、飼い犬、鹿や兎など。
なぜか飼い猫は死ななかった。ただ、問題になる程たくさんいた野良猫は
一匹も見かけなくなった。それでも当時はまあこんなこともあるだろう、
くらいにしか思っていなかった。
ただ、受験生だったおれは元々神経質な性格だったのもあり、深夜の足音が気になっていた。
たしか入試前日の晩、いつもは離れの屋根から聞こえる足音が、その日は
おれのいる母屋二階の窓の外から聞こえた。少し躊躇したが、どうせ野生の猿か
何かだろうと思い、窓を開けて音が近づいてくる方向を見た。
思いの他近い位置、2メートルほど離れた鬼瓦の近くにそいつは居た。
見た目はでかい猿。動物園で見たことのあるマンドリルの印象に近い。

だが頭部が変だ。禿げあがり、所々白く固そうな皮膚が月明かりに光って見える。
何より顔が紫色だった。猿には見えない顔つき。目が落ち窪み、犬みたいに鼻が突き出していた。
そいつを見ていたのはものの数秒だったと思う。こちらには目もくれず
もと来た方向に四つん這いで帰っていった。その晩、それからどう過ごしたかは
覚えてない。もっとも、翌日は普通に試験会場に向かったが。
今は遠く離れた場所に住んでいるため、未だ足音が聞こえてることしかわからない。
ただ親父が言うには、家を建て替える際、中庭にあった祠を裏庭に移し、
古井戸を塞いだそうだ。因果関係はわからんが、祝詞あげに来た神社の神主は
いい顔しなかったらしい。現在、かつてはそこそこ仲良くやっていた一族は
墓地公園の利権で不仲になり、家を設計した建築士は四年前に蒸発した。
以上、オチも何も無いけど、体験したことを喋らせてもらいました。
携帯から長文ごめん。

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