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【大阪の怖い話】居酒屋の閉店時間

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376 :妖異見聞記@\(^o^)/:2014/06/11(水) 22:51:30.06 ID:2sPZ2vFF0.net
大阪府茨木市での話。

D君が大学生の頃、学費の足しにとたまたま見つけた居酒屋でバイトを始めた。
何処にでもある個人経営の昔ながらの居酒屋であったが、
時給ではなく給料制で、一週間の内3日出れば良いという変わった待遇だった。
ただ一つ約束があり、店主が早く帰る土曜日だけ必ず出勤し最後までいてくれ、というものだった。

居酒屋のバイト経験があった為、すぐに仕事に慣れ、あっという間に一ヶ月が過ぎた土曜日の事、
店主と最後の客が帰ったあとD君は閉店作業をしていた。
閉店作業には順番があり、暖簾をしまって、皿を洗い、トイレ掃除をして、有線放送を止めるという順番だった。
この手順を守ってくれと言われていたが、この日D君は有線放送を先に止めて皿を洗っていた。
静かな店内で黙々と皿を洗っていると、トイレの中から男の声が聞こえた。
「あ、しまった。まだお客がトイレに入ってたのか」
慌てたD君は「すいません、いらっしゃったの気がつきませんでした」と、すぐに扉越しに声をかけたが返事がなかった。
酔っ払って寝てしまったのかと、「あの、大丈夫ですか?」と声をかけながらドアをノックしたら、
中側に開くドアがノックの拍子に開いた。
電気が消えた真っ暗なトイレの中に、便座に座った黒い人影が見えた。
やっぱりトイレで寝てしまってたか、すいませんでしたと謝りながらD君がトイレの電気をつけた瞬間、
黒い人影は一気にD君に飛びかかって来た。
いきなりの事に驚いて腰を抜かしたD君の脇を抜けて、その影は勝手口の方に這う様に出て行ってしまった。

2日後のバイトの日に店主にその事を告げると、店主は「やっぱり出て行ってしまったのか、残念だな」と言った。

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